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2025-06-26

第85回米国糖尿病学会議で、当社と国際医療福祉大学による共同研究の結果をオーラル発表しました。

2025年6月20日〜23日に米国イリノイ州シカゴで開催された「第85回米国糖尿病学会議(American Diabetes Association 85th Scientific Sessions)」にて、クラウド型電子薬歴「Musubi」のデータ解析に基づく当社と国際医療福祉大学の共同研究の成果をオーラル発表しました。(発表者:国際医療福祉大学・坂本昌也教授)

本研究は、Musubiを用いた大規模データ解析により、経口糖尿病治療薬を服用中の患者さんを対象に、治療継続の重要性を伝える健康アドバイスの提示の有無が服薬アドヒアランスに与える影響を評価しました。

健康アドバイスを受けた患者群(HA群)と受けなかった患者群(Non-HA群)について、傾向スコアマッチングにより背景を調整した9万例において、服薬アドヒアランスの指標である「Proportion of Days Covered(PDC)」を比較。その結果、健康アドバイスの使用はアドヒアランス良好と有意に関連しており、多変量解析ではオッズ比1.83(95%信頼区間:1.75–1.92)を示しました。

本結果は、患者さんの治療理解の促進および適切な治療継続の支援において、デジタル介入が一定の有用性を有する可能性を示唆するものです。

《Title》

263-OR - Impact of Pharmacist-Led Digital Education Program on Diabetes Medication Adherence—A Large-Scale Retrospective Cohort Study in Japan [Board No. 263]

《Session》

Oral Presentations - Digital Diabetes Education—AI, Social Media, and Innovative Learning for Better Outcomes

3:45pm-4:00pm Jun 22 (Central)

《Presenter》

坂本昌也先生(国際医療福祉大学三田病院 糖尿病・内分泌内科 教授)

●Musubiについて

Musubiは、薬局・薬剤師と患者さん“双方”の薬局体験をより良く変える次世代型の業務支援サービスです。 Musubiのタブレット端末を患者さんと一緒に見ながら服薬指導し、その場の画面タッチで薬歴のドラフトを自動で作成。さらに患者さんの健康状態や生活習慣にあわせたアドバイスを提示し、+αの付加価値を提供。従来の電子薬歴とは異なり、薬歴業務の効率化と患者さんへの提供価値の向上を“これ一つ”で実現します。2017年8月のリリース以来、導入店舗を拡大し、活用いただいている地域は全国47都道府県に広がっています。

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